誰が何を言おうと、ニックにとっての父は、『偉大な存在』そのもの。 父の最後は、戦場で仲間をかばい、銃弾を浴びて散った。 当時、ニックの母は、嘆いたが、幼いニックは、そんな父を誇りに思う。 いつか自分も父のようになりたいと考えていた。 父の意志を継ぐ事こそ、彼の夢なのである。