ニック
『昨日話しました…ショックだったみたいです』

担任
『そうだろう。アメフト推薦で、いくらでも大学へ行く事が、出来るのになぁ…』

担任がいくら言っても、ニックの心は、すでに決まっていた。
 
ニックの父は、幼いニックを、寝かしつける時、よく戦場の話しを聞かせてた。

戦いとは何か。

平和とは何か。

愛とは何か。

愛する者と仲間を、守るために、彼は戦い続けたのである。