アリシアは、手を叩き、リズムを取りながら、歌い始めた。

迫力ある歌声は、スーパーで買い物をしている人々の心を捕らえる。

いつの間にかスーパーは、アリシアのライブ会場になっていた。
 
多くの人々はソウルに酔いしれる。
 
歌が終わり一瞬の沈黙の後、拍手喝采の嵐でスーパーは、盛り上がった。

白浜
『凄いわ!アリシア!』

アリシア
『ハハハ〜こんな感じの歌です』
 
その時、アリシアの右腕の『+』のアザが、汗で輝いていた。