『大丈夫ですか?』
 
泣いているナオミを見て、1人の女性が話し掛けてきた。

ナオミ
『あ、はい…ちょっと、いろいろ思い出してしまって』
 
『あの、あなたも666便に、乗ってた人ですよね?』
 
ナオミ
『はい…あなたもですか?』

『えぇ、はじめまして。私は、サラと言います』

ナオミ
『ナオミです。私は日本人ですが、サラは?』