「子供扱い…」 ぼそっと呟く彼 「子供扱いしたわけじゃないよ」 私は彼の言葉を聞いて直ぐに弁解の言葉を出した 「分かってますよ」 彼は口の端を上げニッと笑った だ…騙された! 私が驚いていると 「いつもと逆転だね」 と微笑みながら言った 「そういえば、さっきのお返し…していい?」 「へ?……んっ…」 首筋に小さな痛みが走った 「これで、深雪と一緒だ。俺のモノだ!って印」 「本当だね。消えたらまた、付けてね」