黒髪のあの子

「…チッ」
あっ…舌打ちしたよこの人!






「俺が、お前を…。まじ本物のアホなんだな」
「はぁ!?って、千尋家どこよ?」


「駅の近く」
「えきのちかく…って、かなり遠いわよ?あたしの家」

「んなのどうでもいいし」
「いくないっ」





「あー…んなことほざいてる間にまた暗くなってんじゃん…行くぞ」


ぐいっと
手をひっぱられて、適当に仕事の片付けをしてから歩き出した。




「あッ…ちょ…?」
これって…これって…っ



かなり急展開…?
なんでこう、いっぱいうれしい事してくれるの…?




「お前、家どこ?」
「え…?あっ、激安スーパーの近くっ」


「あー…ほんと遠いんだな」
「てか勝手に千尋ペースだけど…悪いって!」




「うっせぇな」
「…ご、ごめんなさい」


ひええ!
ド迫力っ