黒髪のあの子

「千夏おかえり。相変わらずバカっぽい顔ー。」
「はぁ…?!京汰にいわれたくないっ」


しかも、あたしが帰ってきてからの第一声がこれかよっ!



「よっ。千夏ちゃん。」
後ろから、声が聞こえたので振り向く。


そこには敬礼をして、あたしに向かってウィンク。

この子は、如月愛沙。
高校1年。





同じ学校で、一応後輩。




「あ、愛沙。何食ってんだよ?」
京汰が、愛に話し掛ける。


「これ?チョコーッ♪千夏ちゃんの机の中にあった。」


Σちょっ
なんだそれ!



「は!?ちょッ…愛!勝手にあさったの!?」
「えー?だって美味しそうだったんだもーん」


「理由になってないっ!」
「うっるさいわねぇ…なんなのよ…。」

あ、お姉ちゃん登場。


「ちな、帰ってたんだ」
牛乳をコップで飲みながら、お姉ちゃんが問い掛ける。

「うん、今さっき」