「なんでもなあい!」
「ふぅん」






「あ、家ここ。また今度帰ろうね。先輩っ♪」



「もう御免」
「んなこというなっ。んじゃ、明日ね!」



「ああ。」
そういうと、愛沙は笑顔を見せてから家に入っていった。



それにしても、学校からずっとイライラがおさまんねぇ。




女と一緒に帰ったから?


1年の如月がタメ語だったから?


―――…如月が、梓に話し掛けてたから…?
そんなことをボーっとおもいながら、俺は自分の家に入った。