【実話】君じゃなきゃだめ、


「お前のそ−ゆ−とこうざい」

「ごめん…」


そういう風に
ののしられるのは
嫌いだった、

でもすぐ謝る自分は
もっと嫌い。


〜♪♪

携帯から音楽が
流れ始めた

「何この曲」

私が知らない歌、


「沙織が好きだった曲なんだ」



私が知らない翔、




翔ってほんとに
タイミングが悪い

不安に拍車がかかった。


「いい曲だよな」

「うん…」

いい歌詞だった、
聴きたくないのに
耳には優しいメロディーが届く。



ふいに涙が溢れて
翔に背を向けるように
ベットにうずくまった。