誰よりも一番に輝いてるよ。
だけど・・・ごめんな。
約束するって決めたのに・・・。
守ってやれなくて・・・ごめんな・・・。
きっとお前を幸せにしてくれる人がいるはずだ。
こんな俺にはこうするしかないんだ。
ごめんな。
そしてありがとう。  


            和也より。”




あたしはそのもう一つの手紙をとって見た。
自分が和也に書いた手紙。
きっと和也読んだんだね。
そこにところどころに涙の跡があった。


そしてあたしは、いつの間にか走ってた。
和也がやられちゃう。
そう思うと耐え切れなかった。
ボロボロになったあなたを見たくない。
あたしのためにあなたを傷つけたくない。
あなただけでも・・・幸せになってほしいーーー・・・。