だけど・・・ずっと会えない日々が続いた。
もう・・・会えないのかな?
あたしはまた、あの場所へ向かった。
公園だったから子どもたちがいっぱいいて遊んでる。
カップルもいれば、散歩してる人もいる。
そうやってボーっと眺めながら
後ろから肩を叩かれた。




「誰ですか?」
すると会いたかった和也くんがいた。
「かっ・・・和也くん!!」
あたしはびっくりして大声で言ってしまった。
「おいおい・・・声でかいだろ?
みんな見てるよー・・・。」
和也くん顔を真っ赤にして言った。
かわいいな・・・。そう思っていたら
和也くんはあたしの手をとって、
走ってどこかへつれて行った。
あっという間だった。
このままどこでもいいからつれて行かれたかった。


「あっ、カラオケ・・・。」
あたしはカラオケが好きだから嬉しかった。
あたしはそう笑っていると
「うん。俺、その笑顔好き。」
そう言って頭を撫でてくれた。
そんなこと言うから顔があつくなってきた・・・。