それから仲直りをしてから何日か経った。
そんな幸せだったあたしたち、
だけど・・・あたしはまた和也を傷つけてしまった。



あたしが和也の家に行ったときだった。
あたしは学校でまたいじめをうけてたから、
それのせいであたしはストレスがたまっていた。
そのたびに和也はあたしを抱きしめてくれた。
だけど・・・




同じように和也は優しく頭を撫でてくれた。
「おまえは大丈夫だよ。」
あたしはその優しさにむかついて
「うざいからっ!」
そう言ってあたしは和也の手をふりきった。
「おいっ・・・まどか・・・」
和也の表情は一瞬でかわった。

「ホント・・・まじうざいから・・・
そういうの・・・。」
あたしはひどいこと言った。
あたしのために支えてくれたのにだよ?
優しくてくれたんだよ?
なのに・・・あたしは傷ついてしまった・・・。
大切な人なのに・・・。




「まどか・・・。」
和也は涙ぐんでいた。
何分かあたしたちは喋らなくなった。
きまずい・・・きまずい・・・
そしたら和也は口を開いた。