「おはよう♪」
あたしは友達の愛に挨拶した。
でも、愛は少し元気がないみたいで・・・。
「どした?」
あたしは心配そうに聞いた。
「え?う・・・うん。
何でもない。」
そう言って笑って手を引っ張って教室へ向かった。
すると・・・黒板には・・・




“宮野 まどか  汚れた女”
そう大きく書かれていた。
それにクラスのみんなから冷めた目であたしを見た。



そうか・・・だから愛・・・。
「まどか。あんなの気にすることじゃないよ!!
わたしがいるから。」
愛はあたしにとって大切な存在。
その言葉があたしの支えだった。