その日の次の日。
やっぱり和也は風邪で３８℃も熱があった。
今日は仕事がないし、あたしも学校が休みだったから
和也の看病した。
おかゆ作って食べさせてあげたり、話相手になったり。
あたしがもうそろそろ帰ろうかと思った時、
ちょうど和也が眠ってるから帰ろうとした時、



和也が手をつかんで、
「行かないで。」そうとめた。
「え？」
あたしはもう眠ってると思ったからびっくりした。
「いいよ。一緒にいてあげる。」




ずっと一緒にいた。
そんなあたしはいつの間にか寝てた。
そして、あたしが起きた時、和也はずっとあたしを見てた。
「え”！？何！？」
あたしはとっさに枕をとって顔を隠した。



「ごめんごめん！！寝顔かわいすぎてずっと見てた。
てか寝てたし、キスしたしなっ！」
もう熱下がったみたいで元気そうでよかった。
まぁ・・・寝てる間にキスするのは反則だけど・・・。




その日は学校だったから和也に送ってもらって行った。
だけど・・・この日があたしと和也を苦しめるなんて・・・。