そして一ヶ月が経った。
ずっと一緒にいた。
初めてキスもした。
ケンカなんてしてない。
だから…
不安になったことだってある。
そのたびに愛に相談した。
愛は、「大丈夫だって!
それほど愛されてるんだもん!!」
そうやってうらやましそうに言ってたから大丈夫だと思った。




「和也っ!今日はどこ行く?」
あたしはなんとか名前を呼び捨てに言えるようになった。
「今日?もちろん俺ん家!!」
なんかかわいく言う和也だったからつい叩いてしまった。
「もーーぅ!!
そんなかわいく言うなよっ!」
「いーじゃん!俺、
お前しかそんな風に言わないしっ♪」
今日の和也はルンルン気分だった。


「おじゃまします!」
あたしははじめて和也の家に行くからドキドキした。