Queen Story

「やりたいことを見つけて、活躍して

自分の居場所を知ってて・・。

でも俺はただのバイトで、自分の居場所を
うまく掴めない。

カッコ悪いよね、
年上なのにさ。」

カッコ悪くなんかない・・

アリナはそう思ったけれど、
うまく口にすることができなかった。

簡単に口にしてはいけない気もした。


ケイスケは自分の過去を話し始めた。