Queen Story

アリナが歩き出そうとすると

「待って。」

と声がした。

ケイスケの声を受けたアリナの背中は少し汗をかいていた。

「アリナちゃん、
甘い物好き?」

「えっ?」

「俺、カフェでバイトしてるんだ。

そこのケーキうまいから、
差し入れにって思ってるんだけどどうかな?」

照れているようで、頭を掻きながらアリナに聞いた。