でも、そこに残ったのは空しさだけだった。

本当は許せないのはミユキ達じゃなくて、自分自身。

マリカのことを何も、
分かってあげられなかった。

そして昔自分が

「死ぬ」

なんて言葉を平気で使っていたことが、
恥ずかしくなった。

本当は死ぬ気なんてなかった・・・。