Queen Story

「アリナあたしねぇ、
自分の店を持つのが夢なんだ!
毎日服に囲まれて過ごすの。それってよくない?」

少し恥ずかしそうだけれど、胸を張って言える夢があるマリカは輝いて見えた。

「マリカらしいなぁ。
あっ!
その時はあたしの服マリカが選んでね!」

アリナは未来を想像した。

若い二人の希望に満ち溢れた未来を・・。