そこにいた誰もが
[R☆K]の社長と先輩モデルの仲を確信した。

体の関係ができているとなると、この仕事は諦める
しかないと社長は思った。

アリナならまだ、他にもチャンスはある。

「アリナくん、君にこの子以上の仕事ができるかね。
できるなら考えてあげてもいいが・・。」

アリナの体をいやらしい目つきで見た。

アリナはさっと立ち上がり、[R☆K]の社長を真っ直ぐに見た。

「一緒にお仕事ができなくて、残念です。

また機会があれば、
その時はよろしくお願いします。」

笑って言って、深く頭を下げた。