「そうです。
そちらが先にアリナを指名して下さったはずです。」

社長も負けずに言った。

「アリナくんっと言ったけ?君なかなかイイんだけれど、まだモデルとしての経験が短いからな。

私としてもよく、考えたんだが、やはりここは経験のあるこの子の方が・・・。」

[R☆K]の社長は、もっともらしい言い訳をした。

先輩モデルは甘えるように笑っている。