「旦那さんは?」 「彼はねぇ、私が子供を産めないって分かった時もずっと支えてくれたわ。 でも彼のご両親が許さなかった。 一人っ子の彼を私に奪われたって思っていて、ご両親には気に入られてなかったしね。 結局彼は最後に、ご両親を選んだ・・。」 「そんなっ!ヒドイ・・!!」 社長は優しく微笑んで「そうね。」と言った。 「でもね、誰も責められないのよ。」 そう思えるまでに、どれだけの時間がかかったのだろう、苦しんだのだろう。