Queen Story

「社長!」



アリナは病室に入ると、驚いた。



「アリナ!?どうしたの?」


社長はアリナの心配をよそに、週刊誌を読んでいた。


「どうしたのじゃないよ。
倒れたって聞いたから・・。」




アリナ今にも泣き出しそうだった。



「感情が素直にでるようになったわね。」



社長は「クスッ」と笑って、左手でそっとアリナの頬に触れた。


「大丈夫よ。ただの過労だって。」


「本当に?」


アリナは元気そうな社長を見ても、まだ心配だった。

「本当よ。」



社長がまた笑うと、アリナも笑って安心した表情になった。