Queen Story

「そしてミウは「R☆K」のイメージモデル。

今度「R☆K」からアクセサリーを出すことになったの。」


社長は腕時計を見ながら言った。

「担当者の人がもうすぐ見えるから、後で社長室に来て。」



社長は驚いているアリナとミウを残して、行ってしまった。

「相変わらず忙しい人だなぁ。」

アリナはそう言って笑った。


「アリナお願い!一緒に
ついてきて。お願い!!」

「えっ?」

「あたし一人じゃムリだよ。イメージモデルなんて・・。」


ミウは初めての大きな仕事で不安だった。


「ミウなら大丈夫だよ。よかったね。」

ミウはやっと笑顔を見せた。


二人で社長室に入ると、アリナも知っている担当者がいた。

担当者とミウは挨拶を交わした。

アリナも軽く挨拶をした。