今日も予定通りの撮影をこなしていた。
『もう何も考えたくない・・。』
「アリナ、ミウちょっと来て!」
久々に社長が顔を出していた。
アリナとミウが社長の所に行くと、社長は笑顔になった。
「二人に、とっても大きな仕事よ。」
社長は2枚のポスターを見せた。
一つは世界のブランド「アラン」の鞄や財布などを持っているアメリカ人モデルが写っていた。
二つ目はアリナが以前にとった「R☆K」のポスターだった。
「まずはアリナ、「アラン」のイメージモデルが決定したわ。
日本人初よ!」
「えぇー??」
「アリナすごいよ!!」
社長とミウは興奮していたが、アリナは信じられなかった。


