「ほらっ。肩の力抜いて・・。

はい、そこで深呼吸。」



アリナは大きく息を吸った。


ミウは少し笑って
「どうしたの?」と聞いた。

アリナは一瞬ミウに話すのは戸惑ったが、
あまりの緊張で誰かに話を聞いてもらいたくて話し始めた。


「あたし、こうゆう経験ないから、どうしたらいいのか分からなくて。」

「あっまた眉間にシワよってるよ。」

ミウはアリナの眉間を指で触った。


「好きな人と一緒にいることを、まずは楽しまなきゃ。ねっ?」


アリナはミウに話をして少し楽になった。