ケイスケとはほぼ毎日会っていた。

映画を見たり、買い物をしたり・・。

自分にもこんなことができるんだ・・


アリナは幸せを感じる時だった。


「アリナちゃん明日撮影、お昼までだよね?」

「うん。」

それは二人で映画を見て夜、食事をしている時だった。

オシャレなオムライスの店に連れてきてくれた。


食後のコーヒーを一口、飲み終えた。

話の続きを聞くためにケイスケの方に顔を向けた。

「明日ウチに来ない?」

二人の視線が絡み合う。


それがどうゆう意味なのかアリナにも分かっている。