「ミウ?!
あっおはよー。」

「アリナおめでとう!」

「えっ?」

「ケイスケから聞いたよ。
言ってくれればよかったのに。」

「あ、あのねミウ・・」

ミウはニッコリ笑って「よかったね。」と言った。

本当にミウはいつもと変わらなかった。

無理してはしゃいでいるようにも見えなかった。



ただ左手の薬指から指輪が消えていた・・。