あどーも…
劉です…

今俺についてくる女巻いてます。

はぁー。
何で俺にかまうんだよ…
女って苦手なんだよ…

俺が喋れる女は
探偵団の女子と侑李さんくらい。
お母さんとかおばあちゃんとかは
いないし。
まぁそれぐらいか…

なんで嫌がってんのに
かまうんだっ!!
まさかっ気づいてねぇーとか…
それはねぇーよなぁ???

っつーか、
いつまで着いてくんだこいつら…
俺探偵団行きたいんだけど…

めんどくせーけどしゃーないかっ…
俺は女から逃げ出した…
まぁちょっと走りゃあ着いて…

チラっと振り返ると…

げっ!!!
追ってきたじゃん…
くっそー。
俺は近くの部屋に入って、
女が居なくなるのを
待った…

すると、
ちょっとしてから女の声が遠ざかった。
ホッとして外に出ると…

なんと目の前に女どもがっ!!!
俺はあまりびっくり
しない方だが、
これにはさすがにびっくりした…
から、無我夢中で逃げた…
悪夢みたいだ…
そしてやっとの事で部屋についた。

『青龍学園探偵団』
のルームプレートの傾きを
直しながら扉を開けた。