はぁ~。
あっ!!
こんにちは^^
あたしは、
尚乃 鈴ですっ!!
今は英語の授業中。
国語は好きなんだけど、
英語は苦手なんだよね…

キーンコーン
鳴った!!!
今からいつもの部屋にっと…

えーっと、愛菜…
またか…

いつもどーり
男子に囲まれて
ブリブリで答えてるわっ…
あたしはあんな風に出来ないなぁ…

んっ!??

早苗っ???
お昼食べてからそんなに
時間たってないのに、
また食べてるの????
でも、こっちもいつもどーりかぁ…

さてとっ!!
どーせ麗は…

やっぱ思ったとーり。
お姫様同士の語り合い。
ここでは、お姫様とそうでない人で
分かれるんだよね…

普通、世界で指折りの
金持ち学園とかって、
男女別々が多いんだけど…
ここは混合だから、
お姫様言葉でしゃべる人
そこまでいないのよねっ!!

そーいえばっ!!
あたしは最初、
お姫様言葉で喋らなきゃ
いけないのが嫌で…
すっごいぐずったんだっけ…
でも、結局行く事になって
イヤイヤいったら、
そんな事なくて…
それがとても嬉しかったんだっけ??

っと言うか、なに語ってんだあたし…
早く行かなきゃーっ!!!

あたしは勢いよく教室を飛び出した。
すると、後ろから愛菜が!!

愛『あ~!!鈴!!』

って叫ぶから…
振り向いたら、
愛『ちょっと~!!
愛菜をおいてくの~??』
って…
喋ってるからでしょー!!

鈴『いやっ!!だって喋ってるし』
愛『もー終わった♪』

鈴『終わったって…』
まだ後ろにいるし…
って思ってるとあたしの
思いに気づいたのか…

愛『愛菜~、今日はもう
探偵団いくからぁ♪』

『バイバイ』と愛菜が手を振ると、
さっきまで少し残念そーだった
男子が、鼻の下伸ばして
『バイバイ』って
あーこいつら、
愛菜の本性知らないなぁ???
愛菜にはねぇ、
本性があるんだからっ!!!
まぁ、知らぬが仏だよね~。

鈴『んじゃ、向かおうかぁー。』