皆人くんのこと、心から愛しています。 安永 乃亜』 ぐす… 何、俺?ぐすって… 今の音、俺が発したのか? 気付くと俺、顔中液体まみれで、俺が発したに違いないと確信して心底落ち込んだ。 手紙を持っていた手を、重力に委ねてドスンとベッドの上に落とし、俺は大の字になって天井を見た。 理沙は、赤メガネだったのか… もうそんなびっくりネタバレにも驚かないし。 それほどこの手紙の内容は、俺にとって衝撃的だった。 にっくき乃亜め… 俺の分まで幸せになりやがれ…