「あんな口無し野郎までお持ち帰りして、どうするつもりだよ!?」
高速に入ったところで、一安心と、女に不満をぶつけた。
「使い道はあるわよ。」
女は不適にほくそ笑む。
不気味だ。
それに…来た道と反対方向に向かっていると感じるのは気のせいか!?
「あんたさぁ、兄貴の恋人!?」
どさくさに紛れてもいないが、唐突に尋ねてみた。
女はまた横目で冷ややかに俺をチラ見し、
「ただの仕事仲間よ。あんなロボットみたいなヤツ、恋愛するようには見えないけど!?ましてや性欲なんか無いんじゃないの?」
なんだか不満げな口調で女は言った。



