ロシアンルーレット【コミカルアクション】

「待て待て待て…。」


 俺、『待て』を何度言う!?


「日本が先に攻撃受けるとか、話が飛躍しすぎじゃね?」


 あまりのびっくり発言に、俺はすでに敬語を使うことすら忘れていた。


「その最終結論に至るまでに、そりゃぁ色々あっただろうさ。それを今ここで俺に、何時間もかけて説明しろってか?」


 相変わらず余裕の笑みで、苦笑混じりに蔦山さんは言った。


「いや、遠慮します。」


 蔦山さんはトークが乗ってきたのか、つらつらと話しを続けた。


「そこで、国防省はロシアに先制攻撃をかける計画を練った訳だ。その計画の情報の一部を、長期間日本に潜伏していたロシアの女スパイが盗み出した。」