ロシアンルーレット【コミカルアクション】

「何故そんなこと言い切れるんですか?」


 俺がすかさずそう問うと、蔦山さんは、ほんの少し戸惑いを見せ、


「いや、なんとなく…」


 慌てて誤魔化すように呟いた。


「俺の周りで、いったい何が起こってんですかね!?」


 白々しく溜め息交じりに尋ねてみる。


「兄貴は何て?」


 蔦山さんが、そんな俺に探りを入れてきた。


「核兵器が入国したとか何とか…。メチャクチャ嘘くさい事ほざいて蒼ざめてました。んな訳ないっすよね!?この平和な日本に核兵器なんて…だいたい核三原則ってのがあんだから、そう簡単には国内に持ち込めないはずだし!?」


 少しだけ…バカな脳みそ絞って、蔦山さんに鎌かけてみた。