ほんの数秒で立場逆転。
俺がどれだけあがいた所で、常に主導権はやっぱり兄貴が握ってるんだ。
兄貴には敵わない。
そう思い知らされ、どうしようもない悔しさに舌打ちした。
「龍。」
兄貴をそう呼んで、見知らぬ女が兄貴に並ぶように部屋の入り口に立った。
兄貴は返事もせず、顔だけを彼女へ向けた。
スラリと背の高い長身の美女。
ジーンズにパーカーと、ラフな服装ではあるが、まるでモデルか女優並の美しさだ。
俺がどれだけあがいた所で、常に主導権はやっぱり兄貴が握ってるんだ。
兄貴には敵わない。
そう思い知らされ、どうしようもない悔しさに舌打ちした。
「龍。」
兄貴をそう呼んで、見知らぬ女が兄貴に並ぶように部屋の入り口に立った。
兄貴は返事もせず、顔だけを彼女へ向けた。
スラリと背の高い長身の美女。
ジーンズにパーカーと、ラフな服装ではあるが、まるでモデルか女優並の美しさだ。



