ロシアンルーレット【コミカルアクション】

「『ノアを守ってくれ』…か?悪いが、約束はできない。」


 そう言って苦笑し、再び身を翻し、出て行った。


 何でだよ?!


 兄貴なら、そんなの朝飯前のはずだろ?!


 それでも俺は、兄貴の言いなりになることに決めた。


 今は兄貴を信用するしかない。


 今起こってる一連の出来事の中で、思えば兄貴の言動だけが、全て辻褄が合ってる気がした。


 兄貴は嘘は付いていない。


 隠したい事柄は、きっぱり『言えない』と伝えてくる。


 そして俺は、不本意ながらも、まどかさんの殺害を自白した。