「とにかく弁護士が来るまで何もしゃべるな、いいな?」 そう言って親父は立ち上がった。 何も答えず恨めしそうに親父を見上げると、 「これ以上手を焼かせるな、皆人。」 そう言い捨てて、親父は取調室を出て行った。