妙な胸騒ぎがして、俺は目覚めた。 ふと隣を見やると、ノアが俺の左腕を枕にして俺に密着し、微かな寝息を立てていた。 そうか…俺…ノアと… その時のことを思い出し、幸せな余韻にしばし酔いしれてしまったが、ハッとして俺は何故目覚めたかを思い出した。 すやすやと安らかに眠るノアの横顔の下から、そっと左腕を引き抜いた。 完全に痺れてしまって、俺の左腕は無気力にダランと垂れ下がった。