僕等がいた




 最後。



 私は振り返った。






 「りょー!!!!


  あの日の約束覚えてる?」





 それだけは確かめたくて





 「当たり前」





 まさかみーがそんなこと言うなんて。





 『大好きだよ?






  ・・・・・・・・・・・涼介!!』





 『涼介』初めてみーがそう呼んでくれた。


 だから俺も。




 「美咲!!!よく聞いてて!!!」