モヤモヤした気持ちに悩みながら、あたしは考えてみる。 何でだろ? ずっと離れていたから? そんな単純なことかな? …分かんないや。 思考を止めて、ふと廊下を見ると、 いまだに人集りが健在していて。 目を走らせると、 ラッピングされたチョコを持つ、 男子、女子、男子、女子、女子、女子、男子… あれ?今年は女子が多い。 どの子も一点に集中して魅入っている。 「…まさか」 視線の先は、予想通り、 りっくん。