「やっぱりさ、照れる…し、緊張する…よね!」 あたしから腕がパッと離れて、へへっ…と笑いながらりっくんがそう言った。 「うん、そだね!えへへ…」 一歩下がりながらあたしも答える。 途端にあたしとりっくんの間に距離が出来た。 何だろ、この距離。 手を伸ばせばすぐ届くのに、短いようで長い長い距離。 それを、あたしとりっくん、自分たちで作っちゃってる。 何だろ?