さり気なくりっくんの腕があたしの腰に回ってて身動きがとれない。 目のやり場に困ってキョロキョロする。 たまに見える彼の顔はやっぱり優しく頬笑んでて。 でも突然、何かに気付いたのか、りっくんの表情にハテナ「?」が浮かんだ。 「あやかちゃん、小さくなった?」 ぽんぽんっ! あたしの頭に軽く触れて、りっくんはそう聞いてきた。 「ふぇっ?違うよー!りっくんがおっきくなっただけだもん!」 そう。りっくんが大きくなったんだよ。 じんわりと実感して、りっくんの顔を見つめ直した。