「真っ赤っか〜♪蟹もびっくりあやかちゃ〜ん♪」 由紀が陽気に歌いながら自販機に小銭を入れる。 「何?その歌」 顔の火照りと、若干のイライラを抑えながら聞くあたし。 「ん?知らないの?【真っ赤っかの歌】だよ」 「へぇ…誰の曲?」 センス無さすぎでしょ。 てゆうか、知ってる人いるの? 「松浦由紀、作詞作曲!」 「あんたじゃんっ!」 あたしは出てきたジュースを拾う由紀のおでこをペチッと叩いた。