「ど〜しよっかなぁ〜」 未来が続けてチラ見しながら駄々っていると、 りっくんがその視線にやっと気付いた。 「田野岡さん」 りっくんが未来に向き直って、真剣な面持ちでお願いを… 「田野岡さん、お願いし…」 「どっどどどうぞぉ〜!」 お願いを…しなくてすんだ。 未来は顔を真っ赤にして、 本来編入生のりっくんのために用意されていた、一番後ろの席に、 これまた忙しなく移動していった。