日の眩しさで目を覚ました。


「もう朝か……」



はぁ
とため息をつきながら足を見た。


「やっぱりね」


そこにあったのは、赤みなんかしらないとでも言いたげなまっさらな足。


消えてるよ。



「ママは信じないだろうな」



そう呟くとベッドから降り、ママがいるであろうリビングに向かった。