希望の星

「悠!!何してるのよ、どきなさいよ!!」



「悠君・・・!!」



悠君が、あたしをかばった。



「もういいだろ?レミ・・・。さっきも言ったはずだ。明日香とは縁を切ったと」



「悠がそういうなら、もういいけど」



「悠君・・・そっか。そうだよね。やっぱりあたしより、美人のレミさんの方がいいもんね。」



なんか、涙が出てきた。



「やだ、なんで・・・」



あたしは、教室を出て行った。



その後、千鶴は、悠君を殴ったらしい。



「あんたって奴は、そんなに冷たい奴だったの!?結婚の約束もしてたくせに!!もう、絶好だよ!!悠なんかトモダチじゃないから!!」



そう、言ったらしい。



「悠、大丈夫?ごめんね?あたしが殴ったのにまた、殴られたよね・・・」



「いや・・・。絶好かぁ」



「え?」



「いや・・・」