希望の星

「だからって、嫌がらせはナイだろ!!どういうシンケイしてたらそんな事できるんだ?嫌がらせなら、俺だけにすればいいだろ!」



「そういう訳にはいかないのよ。映画じゃないんだもの」



そういって、レミは、ポケットから、サバイバルナイフを取り出した。



「おまえっ・・・。それ・・・」



「そう。ナイフ。悠が、こんな奴と別れるなら、考えるけど」



「何を・・・」



レミは、あたしの頚動脈辺りにナイフと突き立てた。



「う・・」



「レミ!!!」



「早く別れなさい。でないと・・・」



と、ナイフに力をいれようとした。



「わ・・分かったから!!別れるから、明日香を殺すなんてヤメロ!!」



え・・・悠。




「きゃっ♪★その言葉待ってたのよ!・・・ま、こんな女最初から殺すなんて事しないわよ。犯罪だし。それに、これ、オモチャ」



「まさか、お前・・・」



「そう、悠を試したの。でも、これでハッキリしたわよね?悠は、こいつと別れるって言ったのよ?」