希望の星

読んでいる内に、眠くなってきた。



あたしは、グッスリ夢の中だった・・・・。






あたしが目を覚ますと、朝だった。



あの後、ご飯も食べず、お風呂にも入らず、寝ちゃってたらしい。



ドジだな。



今日は日曜日。



悠君の退院パーティーの日だ。



集合時間は10時。



今は7時だから、まだ時間はある。



とりあえず、制服のままはまずいと思った。



脱いだ制服を、ハンガーに掛けた。



「今日、何着て行こうかな~♪☆」



あたしは、つい妄想してしまった。



――あたしは、約束の時間に遅れる。



――悠君は、プンプンと怒っている。



――「ごめんごめん」と、あたしは頭を下げる。



――他の2人も来ていた。