希望の星

「おいい!そりゃあひどいぜ」



「あはは、だって、自分でカッコイイなんて普通言わないでしょ」




「まあそうでしょう」



またも、あたしは噴出してしまった。



「だから、笑うなって」



こんなに楽しい日が来るなんて。



思ってもなかったし、夢にも見なかった。



いい夢を見てるのかとも思った。



まさか、悠君が転校してきて2週間も経たず、プロポーズされるとも思ってなかった。



「ねえ、悠君。あのプロポーズは、本気?」



「何?嫌なの?」



「違う。なんか、あたし告白された事もないから、こんな経験初めてで」



「いや、初めてじゃないだろ」



「初めてだよ」



「幼稚園の頃」



「あ、そっか」