希望の星

「なー明日香?」



「んー?」



「なんでもねー」



「なら、呼ぶなー」



とか、無駄に時間を使う会話もしてた。



食べていたクレープもなくなり、そこらへんをブラブラしてた。



「あ、プリクラ・・・」



「あ、忘れてたな」



「じゃあ、今から撮りにいこう」



「OK」



何もなく入って出てきたゲーセンを、もう一回入ることにした。



自動ドアをくぐれば、あのうるささも、自然と慣れていた。



「ここにしよッ☆」



「Ok」



中に入って、400円だったから。一人200円で、プリクラを撮ることにした。



「ハイ、チーズ」



の、合図で、<パシャ>と、シャッターを切る音が聞こえた。



もちろん、フラッシュも焚いていた。